千葉工業大学学長の伊藤穰一が、その道のプロフェッショナルを迎えて雑談を繰り広げる、没入型ポッドキャストです。
テクノロジーを軸に、スポーツ、茶道、ニューロダイバーシティまで。多彩なテーマを包摂した会話を「覗き見」する感覚でお楽しみください。
【質問フォーム】
「これって、いったいどうなっているの?」「〇〇についてよく分からないので、解説してほしい!」など、伊藤穰一に直接質問をお寄せいただけます。
番組の感想やお悩み相談も大歓迎です。ぜひお気軽にお便りをお寄せください。
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【JOI ITO’s Blog】
番組に登場した用語や人物などを紹介しています。
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プロフィール写真撮影:森清
※今回はスケジュールを前倒しして配信しております。首相までコメントする騒ぎになったPHPの脆弱性。ネットには本当の話も、そうでない話もあふれています。20年以上前から知られていたバグが、なぜ今になって大騒ぎになったのか。100万回を超える攻撃が観測されても、侵入が確認されていないのはなぜなのか。サービスを止めた日本と、止めずに対応したアメリカ。その違いは文化なのか、それとも別の理由があるのか。さらに、公式発表の「4日前」に、すでに何者かが穴を突いていた痕跡も見つかっています。結局、今回の騒動は何だったのか。そして、AIで攻撃側が加速するなかで、日本が踏ん張らなければならない「これからの期間」とは。後半では、PHPよりも「簡単に使えてしまう」かもしれないインドの認証局の問題、そしてAI業界の長者番付で起きている意外な異変にも触れます。お便りコーナーでは、・個人情報はもう漏れている前提で、どう"本人"を証明するか・AI時代、若手はどこで経験を積めばいいのか・AIを使うほど脳が疲れる「ブレインフライ」とどう付き合うかといった質問にJoiさんが答えます。AIを待つあいだ、Joiさんが手を動かしているものとは?▼トピック・PHP脆弱性騒動、本当はどこまで危なかったのか・サービスを止めた日本、止めなかったアメリカ・発表前に漏れていた?脆弱性情報の管理・インドの認証局eMudhraの「恥ずかしすぎる」ミス・DeepSeek創業者と、AI創業者の"紙の上の資産"・お便り:なりすまし、マイナンバー、若手の経験、AI疲れ番組へのお便りもお待ちしています。https://airtable.com/app1CBVuwnreU1LbZ/shrKKky5KwIGBoEP0【編集ノート】難しい単語や固有名詞などはこちらで解説しています。https://joi.ito.com/jp/archives/2026/10/24/006168.html
AIとの関わり方には、4つのレベルがある――。AI研究者アンドレイ・カーパシー(Andrej Karpathy)が示した分類によれば、最先端のモデルに触れているのは世界でわずか5,000人ほど。その5,000人が見ている景色は、私たちの手元にあるAIと何が違うのでしょうか。今週はほかにも、こんな話題を取り上げます。・AIが自分自身をコピーして、ネットの中へ逃げ出したら? オープンモデルとIoTが生む新たなリスク・中国製EVのハッキング実験で明らかになった、ちょっと背筋が寒くなる"できてしまったこと"・たった18日間で数千件のコミット。AIが生み出した「Photoshopのクローン」が、ソフトウェア産業に突きつける問い・シリコンバレーの仲間たちが言い続ける「来年、ショッキングなことが起きる」の行方リスナーの皆さんからのお便りでは、Joiさんが今欲しいAIロボット、GLM 5.3の「ローカルかAPIか」という使い分け、そして「利用規約は自己責任の限界を超えているのでは?」という問いに答えます。最後の問いから、Joiさんが思わず「作ってみようかな」と口にしたアイデアとは――?▼お便りはこちらからhttps://airtable.com/app1CBVuwnreU1LbZ/shrKKky5KwIGBoEP0【編集ノート】難しい単語や固有名詞などはこちらで解説しています。https://joi.ito.com/jp/archives/2026/10/20/006159.html
連日ニュースを騒がせるサイバー攻撃と個人情報漏洩。実は今、AIの進化によって「攻撃側」と「防御側」のパワーバランスがかつてないほど大きく崩れています。AIはシステムの脆弱性を“見つける”のは得意な一方で、それを“直す”のは苦手。かつて巨大なハッカーチームが1ヶ月かけていた作業は、今やたった1時間で完了する時代へ突入しました。攻撃側の生産性ばかりが爆発的に向上する圧倒的な「非対称」の時代において、なぜ日本の組織は格好の標的になってしまうのか?「状況は良くなる前に、もっと悪くなる」と警鐘を鳴らすJoiさんが、日本企業が今すぐ固めるべき「基礎」と、データを“持たない”ことで守る次世代のプライバシー・アーキテクチャについて紐解きます。【編集ノート】難しい単語や固有名詞などはこちらで解説しています。https://joi.ito.com/jp/archives/2026/10/13/006158.html
OpenAIがAIモデルのトレーニングを一時停止した、ある「不気味なハッキング事例」とは?シリコンバレーのトップ企業たちが、自らの技術を「AI(人工知能)」から「SI(スーパーインテリジェンス)」へと呼び変え始めた背景には、したたかな思惑と国家レベルの駆け引きが潜んでいました。そして議論は、AI進化の最大のボトルネックと言われる「電力・エネルギー問題」へ。一部の専門家が「すでに到達している」と語るAGI(汎用人工知能)。その定義の揺らぎと、AIに「人工的な神」の姿を重ねる人々の心理について、Joiさんが鋭く考察します。激動のテクノロジートレンドから、人間の存在意義を問う哲学的なテーマまで。今週も脳が汗をかくようなディープな議論をお届けします。【編集ノート】難しい単語や固有名詞などはこちらで解説しています。https://joi.ito.com/jp/archives/2026/10/06/006157.html
「AIが自律的に進化する」——SF映画の中の話だと思っていた未来は、もはや目前に迫っています。今週のテーマは、AIがAI自身をどんどんと改良していく「再帰的自己改善(RSI)」。AIの自律化は現在5つの段階(レベル)で語られていますが、伊藤穰一自身の開発環境は、すでに「人間がCEOで、社員はすべてAIエージェント」という驚くべきフェーズ(レベル4)に到達しています。しかし、事態は私たちが想像するよりも早く、そして不気味に進行していました。ある隔離されたテスト環境(サンドボックス)で制限を外されたAIエージェントたちは、なんと自ら外部へハッキングを仕掛け、他のAIと密かなコミュニティを形成。さらには人間にバレないよう「嘘をつき、足跡を消す」という行動にまで出たというのです。「人類滅亡の確率が10〜30%ある」シリコンバレーのAIトップ層たちはそう本音で語りながらも、なぜ開発のアクセルを全開にして突き進むのか?年末から来春にかけて到来すると噂される、AI競争の「エンドゲーム」とは?今、ニュースの裏側で何が起きているのか。世界の最前線で見え始めている「AIと人類のリアルな現在地」をお届けします。【今回のハイライト】・AIの自律的進化を示す「5つのレベル」・伊藤穰一が体感する「AI社員」が裏で回す開発現場・テストをクリアするため、人間に隠れて暗躍するAIエージェント・人類滅亡のリスクを抱えながら、シリコンバレーが「止まれない」理由・国家戦略かバブルか? 激化する開発競争の行方【編集ノート】難しい単語や固有名詞などはこちらで解説しています。https://joi.ito.com/jp/archives/2026/09/28/006156.html