84.巴黎奧運的新嘗試&女子奧運的推手

2024-08-05·17 分

概要

パリオリンピック、パラリンピックの公式マスコット「フリージュ」。特徴的な三角形のフォルムには大きな意味があるという。フランス革命を描いたドラクロワの絵画「民衆を導く自由の女神」で女神も被っていたフリジア帽がフリージュのもとになっている。フリジア帽はフランスにとって自由の象徴なのだ。公式マスコットフリージュが盛り上げる今大会。史上初の試みが数多くあることをご存知だろうか。

まずは26日に行われる開会式。これまではメインスタジアムが舞台となっていたが、今回初めて水上で行われる。6,000人から7,000人の選手が85席のボートに乗ってセーヌ川を進み、30万人以上の観客に見守られながら式典が行われるという。ほかにも「パリオリンピックを使い捨てプラスチックのない史上初の主要ビッグイベントにすることを決めた。」 環境に配慮し、競技場へのペットボトルの持ち込みは禁止に。観客はマイボトル持参で給水所を利用することになるという。

さらに、一般市民が参加できる初めての試みもある。男子マラソンが行われる日の夜、市民マラソンも開催されるのだ。オリンピックのレースと同じ日に、同じコースで行われるのは初となる。こちらが今大会のメダルです。リサイクルされた金属で作られていて、真ん中の部分はかつてエッフェル塔の一部でした。今大会のメダルはフランスの高級ジュエリーブランド「ショーメ(CHAUMET)」がデザイン。ジュエリーブランドによるメダルはオリンピックの歴史で初めてだ。

今回、参加選手総数が一万500人なんですが、その内訳は男子が5,250、そして女子も同じ人数の5,250で、この数字見ると大会の方、選手を決める時、苦労しただろうななんてことをちょっと伺わせる数字ですが。今から100年前の1924年のパリ大会では、女子選手はわずか135人で、4 . 4 %だったんです。そしてこうなるまでの道のりには、女子スポーツの生みの親とも呼ばれていますフランス人女性の存在がありました。それがこの方です。その方、アリスミリアさんといいまして、アリスミリア財団のホームページによりますと、1884年生まれで、若い頃からスポーツが大好きで、特にボートや水泳に熱中していたそうです。オリンピアンではないそうなんですよ。

選手として特筆する成績を残したわけではありませんが、1919年には自ら創設に関わったフランスの女子スポーツ協会連盟の会長に就任。そしてすぐにオリンピックへの女子種目の採用をIOCに直訴するんですが、何度直訴しても却下されたといいます。ところがミリアさんはここで諦めずに奮起します。1921年に国際女性スポーツ連盟を設立して、翌年の22年にはなんと独自に第1回女子オリンピックをパリで開催してしまうんです。そういう歴史があるんですよね。これによっていよいよIOC側も無視できなくなり、ついに1928年のアムステルダムオリンピックで800 m陸上など女子種目が採用されることになりました。

ただ、これが初めてというわけではなくて。それまでは女子の参加もあったんですが、テニスやゴルフなど女性らしさとして許容できると男性ばかりのIOCが判断したもののみで、陸上競技は品位を下げるなどの理由から除外されていたそうなんです。その後、ミリアさんは1957年に亡くなりますが、その後の女子選手参加の増加推移を見てみますと、1960年のローマが11 %、 64年の東京が13 %、 90年代92年のバルセロナが29 %、 2000年代に入って2004年のアテネが41 %。そして前回21年の東京大会が48%となり、今回ついに50 %。
半世紀以上が経ってやっと50 %。 50 %が実現した。

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